世界の果てに、出会える時が来たなら。

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5:Appletea:2016/09/25(日) 10:27

私は、私が誰だかわからない。

目を開けると、白い天井。

病院らしかった。

え……私、怪我なんてしたっけ……??

寝る前の記憶を呼び戻すと、1人の男の子がいた。

何かを、叫んでいた━━━━━━━━……。

なんだろう……。

しばらく考えていると、ベットに見知らぬ男女が近づいてきた。

誰?医者かな……。

怪訝そうに見つめる私を見て、その2人は泣き出した。

あっ、目線キツかったかな。

そう思って、あの……と話しかける。

「ごめんなさい、睨んじゃって。お医者さんですか……?」

そう言った途端、女の人がその場に座り込んだ。

「氣晴、お母さんの事、分からないの?」

見知らぬ【氣晴】という名前に、私はん?と首をかしげる。

氣晴?だって私の名前は……、名前は……


































なに━━━━━━━━……?


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