【占いツクールにて新作「虹色の空、鈍色の街。」の連載を始めました。暇があればどうぞ。少なくともこの作品よりはマシなはず...】
「って、うぉい!?ちょっと待てって!」
物凄い早歩きで進むこいつを、結構やっとのことで付いていく。やっぱ若干はショック受けたんかな...何だこの罪悪感。
...ちょっと待て。何か今見てはいけないものが見えた気がする。いや、まさか。そんなわけないよな...。
そう思いながら、ゼンマイ仕掛けの様なぎこちない動きで俺は首を回し...そこに見えたのは。
...ほのぼのとした表情でこちらを見つめている、水上先生の姿だった。
その瞬間、俺の頭の中でパニックになった思考が異常なスピードで回転を始める。
おいおいおい待て待て待て!?何であの先生がここに居るんだよ!?仕事は!?ってあぁ、そこは昼休みだろうしいいのか。いやいやそうじゃねぇし!しかもあの顔いつも通りなはずなのに凄い怖く感じるんだけど!何でだ!?
というかあの顔は誤解してる!何だか分からんが絶対にヤバいレベルで誤解されてる!!考えたくもない方向に誤解されてる!!
「...うっわぁ...」
「何、どうしたの?」
「あ、あぁ、い、いや、何でも...無い、です」
とにかく何とかせねば...と言っても今の状況じゃどうしようもないのか...詰みですね。はい。
...泣きたい。本当に。
本編>>18誤字。
マ選曲画面→選曲画面 です。
推敲の際にマッチング、と書いていた部分を選曲、と変えたのですが、何故か消し残りがあったようです。
それ推敲って言わねぇじゃねぇか!!
【主人公達ってどんなゲームやってんの?という疑問にお答えするコーナー】
題名そのまま、主人公達はどんなゲームをプレイしているのか、説明していくコーナーです。
と言うわけで今回は>>18にて登場した「黄色に光る細長い筐体」について説明していきます。
ズバリ、その正体は... 人人人人人人
<チュウニズム>
YYYYYYYYYY
セガが制作、運営している音ゲーです。
鍵盤の様な形のタッチパネルを使い奥から流れてくるノーツに合わせてパネルを叩くゲーム...と言うのは本編でも語られていますが、さらに他の音ゲーと異なる特徴は...「手を上げ下げしてノーツを拾う」ということです。これもまぁ本編で語られていますね。
そして何よりも、World's Endと呼ばれている、「公式クソ譜面」なるものが存在していることも特徴です。
半年に一度バージョンアップが行われており、去年8月末にCHUNITHM AIRへとバージョンアップ、以降そのバージョンが現行最新機種となっています。
また、稼働開始から約一年半しか経っていないにもかかわらず、音ゲー界隈でも屈指の難易度を誇る譜面が多数あり、他の音ゲーと比べ、非常に難易度のインフレが早い事でも有名です。
...これだけ並べてもまだまだ特徴はありますが、一番の特徴は「BMS」という、日本初の音ゲー、「Beatmania」のクローンゲームの楽曲を多数収録していることです。
BMSは、ネットでのみ流通している上、クローンゲームと言うこともあり、極めてグレーゾーンに位置しているゲームであるにも関わらず、多くのオリジナル曲が収録されている上、毎年秋には「BMS OF FIGHTERS」という大規模な楽曲コンテストが行われています。
そんなクローンゲームの楽曲が多数収録されているのは最早奇跡に近いものであり、現在の音ゲー界隈がどれだけ活発化しているかが見てとれる象徴とも言えるでしょう。
そんなセガ制作の「CHUNITHM AIR」。
是非設置店舗が近くにある方は一度プレイしに行ってみてはどうでしょうか。