携帯電話をの着信を見てから朝ごはんを食べながら出た。
「はひ、なあに?」
「…………、もしかして今支度中か鈴?」
電話相手が漣で最悪って思ってしまった。
「そうだけど、それが何?」
「……別に」
「……あっそ,じゃあ着るよあとで会えるんだからさ」
私は大きな声で言ったけど、漣は「それもそうだな」って言って漣から切られた。
「何よ、もうマイペースなんだから漣は」
私はぷりぷりしながら、朝ごはんを食べた。
漣side
まったく鈴のやつはぷりぷりして何であんなに怒っていたのがさっぱり理解はあるが朝忙しいからってあんまりだって思った。
「まあ、そういう俺も今家で喋って、家を出る所だけどな」
少しのいたずら笑顔で独り言を言って、「いってきます」って言っていつもの待ち合わせ場所に向かった。
「今日から後輩が出来るし、それに今日から先輩になるんだよな」
俺は桜満開の道を通り抜けてまた呟く。
「先輩になるって気持ち良いよな」
そう感じながら待ち合わせ場所に着いた。