野上千秋。中学1年生。趣味は読書。
「地味子ちゃーん!待っててっていったじゃん」
「うわっくさーい!」
「バイキン女」
「じゃ、トイレに行こうか。」
そう。私はいじめられている。
「うっ!」
私のお腹に衝撃が走った。
「げほっ…」
「うわー吐いた」
「汚いwww」
やめて。痛い。苦しい。
「お仕置きしないと。」
クラスのリーダー的存在の原結衣が言った。
カバンからハサミを出すと、私の顔に近づけた。
「や…やめ…」
ジャキン!結衣は私の髪を切り落とした。
「うわーかわいそうww」
結衣の友達の真菜が言う。
「ねーw」
真菜ともだちの藍も言う。
「先生!いじめです!」
そういう声が聞こえた。 つづく