第1章 〜新学期スタート!〜
学校に着いた時、私は、親友の楓を待った。楓は、私が幼稚園の時からのずっと仲良し!スゴく仲が良かった。
「ユカリ〜!おはよー!」
この声は楓だ!私に向かって、手を振って走ってきた。
「ごめん!待った?」
「ううん。全然!私も今来たところだよ!さて!約束通り、一緒にクラス替えの結果みに行こ!」
私と楓は、歩いて学校の昇降口に貼ってあるクラス替えの表を見た。
「ユカリやったね!私達また、同じクラスだよ!」
「うん!一回もクラス離れたことないよね!スゴい!また、2年間よろしくね。仲良くしてね。」
「当たり前じゃん!もぅ!」
ガラガラッと昇降口のドアが開いた音……私と楓は、一緒に学校の中に入った。
確か……5年3組は、3階だよね。私は、階段をのぼろうとした瞬間押された。
「いたた……」
私は、しりもちをついてしまった。
「ユカリ?!大丈夫?!」
楓は、心配した顔をして、階段から降りてきた。
「……ごめん…!」
目の前に、男子が立ってた。ネームをみてみると、青……私と一緒だ。
「ううん。大丈夫!」
「本当にごめん!教室どこ?」
男子は、手を差し出して、私を起き上がらせてくれた。
「えっと……5年3組…」
私は、答えた。すると、男子はほっとした顔をした。