まぁ、不幸中の幸いというか、今日の給食は、カレー。
私、給食の中でもカレーが好きなんだよね!
しかも、ルーを盛る係だから尚更嬉しい。
「親友サービスで、盛ってくれない?」
心海がヘンな事を言う。
もう!
「そんなのやったら、男子に怒られるし!公平じゃないから、ダメね」
真面目に切り返したら、心海は泣き真似をして、
「七瀬チャンは、マジメなんだからぁ〜」
と、おばさん口調で言った。
私って、意外にもマジメなんだぁ・・・・。
>>11 最高傑作・・!?いえいえ。明スイも、頑張ってください!(^^)!
カレーって、どうしてこんなに美味しいの!?
そうだ!
今日、美矢子さんに頼んで、カレー作ってもらおうっと!
美味しすぎて、食べ終わるのがはやくなってしまった。
おかわり、どうしよう?
うーむ・・・しないでおこう。
美矢子さんに作ってもらったのを、おかわりしよーっと!
昼休みになり。
よし!
こばとの小説を読もう。
でも、教室はうるさいし・・・・。
図書室に行こうっと。
図書室は静かで、落ち着く。
こばとの小説は、綺麗な文や揶揄が上手だ。
今まで、こんな名作読んだことないってくらい。
読んでいると。
「どう?私の小説は?」
肩をたたかれ、振り向くと、こばとが居た。
「わっ!?こばとー!なんで、此処に??」
こばとは肩をすくめて、
「私、学校では何時も此処で小説書いてるの。家だったら、妹のみことがうるさくて、集中出来ないから」
「えっ、妹がいるの!?」
「ええ、そうよ」
ここ一番の衝撃だ。
私は、こばとに気になっている事を聞く。
「ねえ、こばとにとって、小説を書くのは、どうなの?楽しいの?」