6.恋してる気持ち.
体育の授業の時_私は夢の中にいる気分だった…。
千速君が私の名前を呼び捨てで呼んでくれた。
私の心は千速君色に染められていた……
*
放課後…
「ええっ?バスケ部に入る?それ本気?」
?マークでいっぱいの文ちゃん。
そう、私はバスケ部に入ることを決意したのだ‼
なぜかって…。それはもちろん、千速君がいるから…//
でも、バスケが好きっていうのも理由の1つだよっっ!
文ちゃんはふぅ、と一息つくと一言言った。
「ま、それは恋の勝手か!じゃぁ先生に言ってきなよ。」
よかった!
私は足早に職員室に行き、先生にそのことを言った。
「それは恋の勝手だよ。好きにしたらどうかな?」
再びよかったぁ!
「じゃぁ、バスケ部の見学に行こうか。」
先生は椅子から立ち上がると私に手招きをし、体育館の方へ歩いて行った。
慌てて私は先生の後を追う。
バスケ部…
「ここがバスケ部。女子バスと男子バスがあって…明日は女子バスのキャプテンに挨拶をしてね!」
先生がコートを指をさしながら私に分かりやすいようにバスケ部について説明してくれた。
「あっ!」
先生が短く言う。
目線の先には、、千速君!!
今シュートを決めたようで、ガッツポーズしている。
「千速君・・・」
そうつぶやいたと同時に、千速君がこちらに気づき、小走りでやってきた。
「恋。もしかしてバスケ部に入るのか?」
「えっと、、、はい!明日からよろしくお願いします…っ」
「敬語はやめろよ。」
千速君はいきなり怖い目つきになった。
私はどうしていいのかわからず、うつむき、黙り込んでしまった。
すると、千速君はククッと笑い、言った。
「どんな顔してんだよ。敬語だと堅苦しいだろ。それに…俺ら友達だ。」
友・・・達・・・。
千速君が私を友達と言ってくれた。。嬉しい。。
「友達…」
そう言いかけたその時。
「千速。タオル!」
「夢花!ありがとな。」
誰?夢花って…
「あ、こいつ、俺らの男子バスのマネージャー。昨日からマネやりはじめた新人だけどな、
気さくで人思いなんだよ。だよな?夢花。」
えっ・・・
「私、城野 夢花。よろしくね!恋ちゃんっていうの?千速から聞いたよ〜。あと…もう!千速、お世辞言わないでくれる?w」
「お世辞じゃないって!ww」
何これ_
夢花さんは、カールがかった黒髪を頭の上の方でポニーテールしていて、ツヤツヤ。
薄い唇がうすピンク色で可愛い。まつ毛も長く、笑うたびにえくぼができる。
ピンク色のスカートからのびるキシャで細く色白の脚。。
・・・
胸が苦しい。。
痛い…
今何が起こってるの…
それすら分からない。
これが恋なんだ。
苦しみを味わう、それが恋___
キシャってどういう意味?
華奢( きゃしゃ )の間違いじゃないの?
あと小説に「 w 」とか「 / 」は使わないからそういうのも控えたほうがいいんじゃ