>>40
これからもちょくちょく見に来ますので、頑張ってください。
久しぶりの投稿です。またアドバイスなどをお願いします。
ありがとうございます。はい、頑張ります。
これからもアドバイス宜しくお願いします。
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「春菜、落ち着いた?」
私が美玲の前で泣き崩れて約30分後。
「うん……ありがとう、美玲」
「全然! 気にしないで」
と言って微笑む美玲。
今は美玲の部屋。
女の子らしいぬいぐるみや勉強机には可愛い文房具が置いてある。
「……で? 春菜はお母さんとお父さんにまた仲良くしてもらいたいの?」
「うん……。でもどうすればいいかわからなくて……。」
「そっか。」
気を使ってくれてるのか私の両親の話を聞くのを美玲はやめた。
「じゃ、一緒にゲームやろう! ほら!」
と言って私にゲーム機を渡してくる。
「辛いこととか悲しいことは忘れよう! 楽しいことを考えていこうよ!」
美玲の言葉に目の奥が熱くなる。
美玲ありがとう。と心の中でつぶやく。
「うん、やろうやろう! 絶対負けないよ!」
「お……言ったね〜? 絶対私が勝つもん!」
その後、美玲の部屋には笑い声が響いていた……。
「美玲〜! 頼まれたもの買ってきたわよ」
ドアの向こう側から美玲のお母さんの声が聞こえた。
頼まれたもの?
「今行く! 春菜ちょっと待っててね」
と言って美玲は部屋を出ていった。
頼まれたものってなんだろう……?
さっきまであんなに騒いでうるさかった部屋が静まり変える。
……美玲の帰り待ってよう。
私はさっきまで読んでた漫画に目を移す。
美玲から借りた漫画。恋愛もので私も気に入ってるんだ。
「春菜! じゃ〜ん!」
数分後、美玲はあるものを持って部屋に戻ってきた。
「これって……ケーキ!?」
美玲はショートケーキとチョコケーキをお皿に乗っけて持ってきた。
「うん! 誕生日と言ったらケーキでしょ!」
と元気に美玲は言う。
「そうだね……ありがとう! 美玲!」
「も〜う! お礼はいいの。ほら!食べよ。」
「うん! 私は……チョコケーキ!」
「えぇ〜、私も狙ってたんだけどなぁ……」
「え! なら美玲がチョコケーキでいいよ!」
「なんて冗談だよ。 今日は春菜が主役なんだから!はい、チョコケーキ!」
と言って、チョコケーキの乗ったお皿を私の前に置く。
……美味しそう。
「……ありがとう。美玲……」
ボソッと私は呟く。
「もう! さっきもお礼はいいって言ったでしょ? それに私たち友達でしょ?」
友達……この言葉にまた目の奥が熱くなる。
嬉しかった。美玲のおかげで最悪の誕生日から最高の誕生日に変わったみたい……。
ありがとう。また心の中で小さく呟いた。