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42:美音◆SKU:2017/09/15(金) 17:30

久しぶりの投稿です。またアドバイスなどをお願いします。
>>41
ありがとうございます。はい、頑張ります。
これからもアドバイス宜しくお願いします。
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「春菜、落ち着いた?」

私が美玲の前で泣き崩れて約30分後。

「うん……ありがとう、美玲」

「全然! 気にしないで」

と言って微笑む美玲。

今は美玲の部屋。

女の子らしいぬいぐるみや勉強机には可愛い文房具が置いてある。

「……で? 春菜はお母さんとお父さんにまた仲良くしてもらいたいの?」

「うん……。でもどうすればいいかわからなくて……。」

「そっか。」

気を使ってくれてるのか私の両親の話を聞くのを美玲はやめた。

「じゃ、一緒にゲームやろう! ほら!」

と言って私にゲーム機を渡してくる。

「辛いこととか悲しいことは忘れよう! 楽しいことを考えていこうよ!」

美玲の言葉に目の奥が熱くなる。

美玲ありがとう。と心の中でつぶやく。

「うん、やろうやろう! 絶対負けないよ!」

「お……言ったね〜? 絶対私が勝つもん!」

その後、美玲の部屋には笑い声が響いていた……。

「美玲〜! 頼まれたもの買ってきたわよ」

ドアの向こう側から美玲のお母さんの声が聞こえた。

頼まれたもの?

「今行く! 春菜ちょっと待っててね」

と言って美玲は部屋を出ていった。

頼まれたものってなんだろう……?

さっきまであんなに騒いでうるさかった部屋が静まり変える。

……美玲の帰り待ってよう。

私はさっきまで読んでた漫画に目を移す。

美玲から借りた漫画。恋愛もので私も気に入ってるんだ。

「春菜! じゃ〜ん!」

数分後、美玲はあるものを持って部屋に戻ってきた。

「これって……ケーキ!?」

美玲はショートケーキとチョコケーキをお皿に乗っけて持ってきた。

「うん! 誕生日と言ったらケーキでしょ!」

と元気に美玲は言う。

「そうだね……ありがとう! 美玲!」

「も〜う! お礼はいいの。ほら!食べよ。」

「うん! 私は……チョコケーキ!」

「えぇ〜、私も狙ってたんだけどなぁ……」

「え! なら美玲がチョコケーキでいいよ!」

「なんて冗談だよ。 今日は春菜が主役なんだから!はい、チョコケーキ!」

と言って、チョコケーキの乗ったお皿を私の前に置く。

……美味しそう。

「……ありがとう。美玲……」

ボソッと私は呟く。

「もう! さっきもお礼はいいって言ったでしょ? それに私たち友達でしょ?」

友達……この言葉にまた目の奥が熱くなる。

嬉しかった。美玲のおかげで最悪の誕生日から最高の誕生日に変わったみたい……。

ありがとう。また心の中で小さく呟いた。


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