G9.恋っていうのは難しい……
心愛ちゃんと仁湖君からの電話で分かったことがあるのは、二人の気持ちは同じなのに伝わらないってことだった……
私は仁湖君と喋り終わってからは、すぐに鴇田若社長が私達にとくれた家のベッドで仰向けになり二人の気持ちを考えてみた。
「仁湖君が一途なのは知っているんだけれど、心愛ちゃんは揺らいでいた?」
独り言の様に呟くけど、どうしても心愛ちゃんが仁湖君に対する想いが気になる。
矛盾しているのかな?
何かを、我慢している感じだったのはどうしても気になってしまった。
「ただいま」
考えていると李斗が、買い物から戻って来た。
「……おかえり」
仰向けのまま言った私は、逆の立場だったらって言っても少し最近のことだったから……
私は李斗が好きで,勇馬さんにドキっとしたんだよね……
(※>>247は最後まで,書き終えてないまま当たったみたい……)