>>990
ありがとう!
ホント、終盤だしね…。
スレで間に合わなくなったら、二弾としてスレ立てるね。
☆
どうやら、咲さんが告白してるみたい。
うん、邪魔しちゃ悪いよね。
「ごめんなさい」
沖田さんが、断った。
ホッとして、胸をなで下ろす。
それ以外、大したことは何ヶ月かなかった。
けれど────────・・・。
伊東さん率いるグループが、独立し、近藤さんを暗殺しようとしているらしい。
藤堂さんがそんなこと考えるわけない!
「絶対、違いますよ!」
私が、ずうっと否定していても、最後まで聞き入れられなかった。
そして・・・。
油小路で、伊東さんグループの藤堂さんが、討ち取られた。
「嘘だ!」
私は、グッと唇を噛んだ。
血が出るくらい。
そうしないと、泣いてしまうから・・・。
「どうか、もうみんなが死なないでほしい・・」
祈っても、無駄で。
ある人との、別れが刻一刻と近付いてきた。