【学園女王が底辺に落ちた話】

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3:かえで:2018/04/02(月) 23:16

「わぁー、莉亜ちゃんやっぱかわいー!」
「それな〜!莉亜ちゃん最高!可愛すぎ!」
ふっ、当然じゃん。
みんなより人一倍努力してるんだから♪
私はやっぱり自分が好き!
みんなさ「自分に自信が無い」とか言ってるけどそれはただ単に美しくなるために努力してないからジャン?www
そうしてある日、私は言ってしまった。
私のグループ全員に、この発言で自分が底辺に行くとも知らずに、軽い気持ちで。
【皆自分に自信ないとか可愛そ〜、努力してない証拠だね♪】
と言ってしまった。
「は?何言ってんの?莉亜」
「人の努力バカにするとかうっざ」
「みんな見えないところで努力してるし」
「てかあんたのナルシストもそこまで行くと才能だわ」
なによ…皆して、私は本当のことを言っただけなのに──……
「はぁ?私は本当のことを言っただけじゃん」
「本当の事?じゃああんたにみんなが思ってる本当のこと言ってあげようか?」
「なによ」
「みーんな、あんたなんかに憧れてねえーんだよ!!みんな憧れてる風の演技してたんだよ!莉亜ってホント痛いよ、見てると不愉快だから近づかないで」
そう言うと佳奈美たちは去っていった。
私は許せなかった。
佳奈美達が…許せなかった。
だから私は決めたの。
権力のある先輩に近づいて佳奈美たちをいじめてもらおうと…
だけどこれが地獄の始まりだった。


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