はぁー…
「もえみ聞いてる?」
「え、あ、ごめん何?」
「んもーだからー……」
とその時チャイムがなりみんなガタガタと席につく。
だが楓たちは帰ってきていない。
キーンコーンカーンコーン
チャイムが鳴り終わるとバタバタと足音が聞こえてきた。
「やっばー!チャイムアウトじゃん!」
「はー疲れたー!」
そう言いながら教室に入ってくる。
またか……
私はそう思いながら授業の準備をする。
ガラッ
「えーじゃあ授業を始めます、教科書63ペーJ……」
「先生ぇー、教科書忘れたー」
「じゃあ隣に見せてもらいなさい」
「えー?先生ぇの教科書貸してぇー」
楓がそう言うと先生は無視して授業を始めた。
みんなくすくす笑っている
「…っ、シカトかよwwまーいーや貸してー」
そんなこんなでその授業は終わった。