修正
>>14
私は司令室に入るなり部隊への報告を行った。やはり報・連・相は大切であるからである。
第34艦隊ヨリ
宛東部方面支援軍二報告ス
敵全艦隊ヲ壊滅サセリ
ラマ島基地ヲ完全二破壊セリ
敵国トノ条約締結二成功セリ
報告終了
とりあえず報告を終えると駆逐艦2隻除く全艦に離陸と長距離ワープを命じた。流石は帝国の科学力である。あっという間に方面軍本部についてしまった。何回も体験してるのに、未だに驚かさせられる。
「第三十四艦隊、帰還しました」
軽く挨拶をするとみんなが拍手をして迎えてくれた。初めて総司令官として指揮をとったからか、感激で思はず涙を流すと上官たちが抱擁してくれた。親子ほど歳が離れて居たからかそれも嬉しかった。
でも、なにかが違う気がした。あいつならこんな歓迎が起こるはずはないのだ。