2…ミライとの生活
「ちょ、ちょっと待て!」
私はびっくりしてしまい、腰が抜かしそうになってしまった。
「い、いったい、どんな風に会ったのよ!」
「あぁ。実はね…」
早速、お母さんが口を開いた。
*☆…*☆…*☆…*☆…*☆…*☆…
『私が学校に行ってる間のことらしい。だいたい、15時過ぎ。私が男子とサッカーをしている時間帯。
お母さんが私の部屋に入ったとき、女子が立っていたらしい。
「あ、貴方誰!?警察に電話するわよ!」
と、お母さんがその女子に向かって発狂したらしい。
女子の話によると、未来で私の姿をずっと見ていて、心配になって来たみたいな感じだったらしい。』
「そ、そういうことなんだ……」
正直、私の頭にはあんま入ってこなかった。
「んじゃ、裕紀と同じ部屋だけどいいかしら?良いわよね、裕紀?」
「うん。まぁ…」
「わぁ!ありがとうございます!」
お母さんがそう決めると、早速、ミライの荷物を一緒に私の部屋へ持っていく。