「……はっ!」
目が覚めた私は、周りを見渡してみた。
「ここ……どこ?」
黒目の青っぽい色があって、それが続いている場所。
アニメで言うと、いくうかん?
「起きたキラね」
「あ、ぬいぐるみ……」
声のしたほうを見ると、さっきのうさぎのぬいぐるみが、
ちょこんと立っていた。
「きららはぬいぐるみじゃないキラ。妖精キラ」
「ようせい……ようせい!?」
朝のアニメでやってるような、魔法少女のおとも……
それが今、私の目の前にいる……のかな?
「妖精キラ。きみには、魔法少女になってほしいキラ」
「え……!?」
本当に、魔法少女のおともだった。
それよりも、私が魔法少女に……?