>>172
「私はもうー。衣梨奈のこと友達だなんて思ってないから」
「え?」
「美幸!」
美幸が目を覚ましていた!所で、「友達だなんて思ってないから」って、どういうことー・・・?
「どういうことって・・・分かんないの⁉あんたがグループやめていって、他のメンバーにどんだけ苦労かけたと思ってんのよ!
もしやめてなかったら、豊橋先生の件もあんたが説得してやらなかったはず。あんたには説得力もあるし、いっつも正論だし。
グループには欠かせなかった!もしあの時いれば・・・私は清花を殺してなんてなかったあああ!」
美幸はそのまま泣き崩れていった。衣梨奈は、目に涙を光らせながら保健室を出て行ったー。