私立白峰学園高校へようこそ!

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4:桃子:2018/08/19(日) 02:12

しばらく歩くと『つぼみの湯』と書かれた浴場についた。

(ザ・普通って感じね…)

扉を開け、中を見るとごく普通のお風呂だった。
寮内のように浴場も汚いのか?と思ったがそうでもなかったようだ。

大浴場を見た後、奏は部屋に戻り大の字になって寝そべった。
真っ白い天井が奏を見下ろしている。

「はー…やだなぁ…」

目を瞑り、これからのことを考える。

(ここはお盆・正月以外、外に出してもらえない。必要なものは学校側が用意してくれるらしいからね…)

ありがた迷惑にも程がある。
そんなことを考えていると、時計の針は5時を指していた。

(そろそろ他の寮生が帰ってくる頃ね…)

奏は悪名高き白峰学園の生徒がどんなものか、不安で心がいっぱいだった。


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