ダウンロードが終了すると、丁度良い時間だったので家を出た。
学校について早速友達の小山 涼花(こやま りょうか)にゲームについて話してみた。
「へー桜ゲームかー。」
涼花はノリノリでそう言った。
「10人制のゲームだから一緒にやらない?」
そう聞くと机をバンッと叩いて涼花は
「いいよ!寧ろ嬉しい!」
私はその言葉にホッとした。
実のところ、涼花は真面目な方で絶対に断られると思っていた。
だが、涼花はその気持ちを逆転し喜んでくれた。
「じゃあ、、次誰誘う?」
そうノリよく聞いて来たので、私は思わず吹き出した。
「んちょ、、何笑ってんのよ〜!」
怒りつつ一緒に笑う涼花はいつも通り明るかった。
「じゃあ次は、、世良にしよう?」
世良とは、友達の須崎 世良のことだ。
世良はいつもポシティブでゲーム友達だ。
「オッケーいいよ〜」
そう涼花が答えると、丁度先生が入ってきてホームルームが始まった。
私はウキウキしながら席に着くのだった