のんさん、こんにちは。猫又です。
天空七百年、ここまで読ませていただきました。
読んだ感想としては、はっきり言ってしまいますと「設定に文才がコロされている」と言った感じでした。
よほど混乱というか、迷走しているんだなというのがひしひし伝わりました。
分かりやすい例としては、あっちに書いていただいたあらすじ。
「太古、全ての人間はどこまでも続く広大な大地で暮らしていた。だが…」という設定は最初に読者に知らせるべき舞台設定だと思うのですが、今の所、本文では示されていないというのが、まず大きな問題だと思います。
洞窟で少年が這っている図から始まるのは読者の興味を引いていいのですが、本編でずっと少年は這っていて、舞台設定やキャラ設定を伝えるエピソードが、這ってる最中の回想というのは……ちょっと場面と時間が飛び飛びになって読みにくいと感じました。
せっかくの設定がかなり分かりにくい状態になりますし、
本編が今の所少年が洞窟を這っているだけという停滞感を与えるだけでなく、
なによりこの無理やり回想で設定を盛り込む方法では、書けなくなるのも仕方ありません。
何度も場面転換したり回想に持っていくのはかなり大変だからです。
一度、話を整理したほうがいいと思います。
まず設計図となるプロットを打ちましょう。
プロットとはあらすじ。というより、
誰が(何が)何をして(どうして)どうなったか。という感じで作品をザッ、と【最後まで】書く方法です。
本編を最後まで書くことで迷うことも少なくなります。
話の大筋、絶対に伝えなければいけないことが分かれば、それに沿って話を盛り付けていけばいいからです。
信じられない話かもしれませんが、どんな作品でも200文字で最後まで書けます。その次に大切な要素を盛り込んで400文字、さらに盛り込んで800文字。ここまで行けば、立派な設計図になります。
もし200文字が書けない場合は、さらに小さく1行で表してみましょう。
【一体、『天空七百年』とは誰が、何をして、どうなるお話なのでしょうか。】
それを一行で書けば、あとはそこに足していって200文字にすれば完成します。
>>39
猫又様はいつもすっと腑に落ちる助言を下さるので本当に有難いです。
上のレスを参考に、まずは「プロット」というものを自分なりに作ってみます
とても丁寧に説明して下さりありがとうございますm(_ _)m!!