【ゲームを進行する悪魔たちのきまり】
1.参加者に直接危害をくわえてはならない。
2.食事は与えなければならない。
3.参加者の体調管理はしなけなばならない。
4.参加者に触れてはならない。
紙にはそう書かれていた。
この【きまり】はクマの上の人たち。…つまり黒幕が作ったのだろうか。
「取り合えず、おれたちには警戒しなくてもいいってことさ。ちゃんと食べるんだよ。キミたちが体調崩して怒られる
のはおれたちだ」
そう言うとクマは部屋を出て行った。
クマが持ってきた料理を改めて見るとハンバーグにレタス、スープなどと以外と普通なもので食べてみると味付けも
良かった。お腹いっぱいになって再びベッドに寝転がった。
キョウの嘘や明日の命令のこと。そもそもクマたちは私たちを脱出させる気があるのか。
一人になると、不安なことばかり考えてしまうので早めに寝ることにした。
と、いっても時計がなく、時間なんて分からないのだが。そもそもこの空間では時間がないのだろうか。
もし、時間が進んでいたら今頃家ではいつまで経っても目覚めない私を家族は心配しているだろうなと思った。
――――必ず脱出する。
みんなで、だ。
これ以上犠牲を出してはいけない。
私はフウのことを想った。
<人物まとめパート3>
【敵】
・クマ(悪魔たち)
夢の中にみんなを閉じ込めた悪役。
外見:右耳は破れ、継ぎはぎのクマのぬいぐるみ。目はボタン
・その他の情報
まだ姿は現していないが、ナギは黒幕がいると予想している(参照>>31)
※【ゲームを進行する悪魔たちのきまり】を作っていると思われる。
※【ゲームを進行する悪魔たちのきまり】
1.参加者に直接危害をくわえてはならない。
2.食事は与えなければならない。
3.参加者の体調管理はしなけなばならない。
4.参加者に触れてはならない。