夕日の海にいる君へ

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3:歩穂◆b6:2019/07/18(木) 20:56



「涼夏」

キラキラ光る海と、夕日に照らされた君。

なぜかなつかしくて、胸が苦しい。

「なに?」

返事をしたら、君はまっすぐ私を見つめて言った。

「俺は、ずっとお前のそばにいる。一生、お前のことを守りたい」

頬が、赤くなっていくのがわかった。

「ほんとに?」

「本当に。お前に、嘘なんて言わねーよ」

ずっとなんて存在しないのは知ってた。そばにいる、なんて言葉は絶対じゃないのも知ってた。

でも、この人なら、信じれる。

だから、私は笑顔で言った。

「約束だよ!」


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