夕日の海にいる君へ

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5:菜歩◆b6:2019/07/20(土) 11:16

「わっ、まぶし…」


目が覚めると、悪い寝相のせいか、カーテンが開いていた。


のそのそとベッドから起き上がり、学校に行く支度をする。


…それにしても、なんだったんだろ、あの夢。


内容はよく覚えていないけど、幸せな気持ちだったのは覚えている。


あと、夕日がきれいだったことも。


「涼夏、そんなにのんびりしてていいの?もう7時半過ぎてるわよ。明音ちゃん、なってるんじゃないの?」


お母さんの声にハッとして時計を見ると、言われた通り7時半を過ぎていた。


ヤバイ!夢のこと考えてて、すっかり時間を忘れてた。


「行ってきまーす!」


そう言って家を出て、私は急いで明音との待ち合わせ場所に向かった。


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