第4話〜イチニチヅツ〜
今日もいじめの事ばかり気にして登校した。
また、菜己ちゃんがいじめて来たらどうしよう…
「おはよー!美楠。」
「お、おはよー…」
教室に入ったとたん、菜己ちゃんが話しかけてきた。
でも、私は真子の方へ向かった。
「真子、おはよう…」
この間のことを怒ってるかも、と思ったのだ。
しかし、予想とは全く反対。
「美楠…美楠もいじめられてるんだよね…私が悪いんだ。気にしないで。」
えっ…?どういうこと…
「真子…?」
私はおそるおそる聞くと、真子ははっとしたようだった。
「あっ…
>>15はミスりました