第2話 告白
「あ、あのー!華江さん、ちょっといい?」
「何よ」
どうせ告白でしょう。
ここ最近、私に告白する人が急増した。
絶対に断っているけど。
だって、私が恋なんてあり得ない!するわけがない。
私と…学(まな)だったかな?は、体育館の裏に着いた。
「僕、華江さんのことが…す、好きです!」
学は顔が真っ赤で、手も震えていた。
でも、私は
「断る」
と言う。学の顔は、残念そうな顔になってゆく。
「えっ!また断ったの!?」
私は、教室に帰ると、美海に色々聞かれた。
別に友達じゃ無いような。