放課後は、任務があるんで

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45:ふたば◆r.:2019/09/12(木) 08:54

元ネタの元ネタの元ネタの……


(´・д・`):2019/09/12(木) 23:06 [返信]

>>45 そんな感じです()
元ネタの元ネタの元ネタ……



左巻先生と明石君には、なんだか侵しがたい領域というか──間に入れないような気がして。
私に話したことも多分一部で、二人には別の世界があって、それはもう固い秘密を共有しているんだろう。

二人とは今日会ったばかりで深い関係でもないのに、なんだか仲間外れにされた気分だった。
私が勝手にそんな風に感じてるだけだけれど……。

「明日の任務も警戒を怠るなよ。つーかもう1人で出歩くな」
「……ん。今日の任務は?」
「6時から潜入捜査だ」

目の前に、平凡な日々から抜け出せるチャンスがあるのだ。
みすみすと二人を逃すわけないでしょ。


──私、モブで終わる気はさらさら無い。



「あの……私も! 私もWCIに入りたい! どうやったらなれる?」

無理矢理二人の間に入り、懇願するように訴えた。
明石君は相変わらず無表情で、左巻先生は盛大にため息を吐いて呆れ返っていた。

「ダメだダメだ、お前みたいな馬鹿ネコに務まるわけない」
「任務、危険……」

もちろん簡単に二人が首を縦に振るはずもないことは分かっている。
でも、だからって引き下がるわけないじゃん?

激しい銃撃戦、飛んだり跳ねたり自由に戦えた格闘、明石君を巡る攻防戦。
危険と隣り合わせなシチュエーションだったけど、戦っている時の高揚感が忘れられずにいた。
私は戦っている、普通の女子高生とは違う、特別だって思えた、唯一の、瞬間。

「こっちは遊びじゃなくて命懸けなんだよ。お前みたいにヒーローに憧れてやってるんじゃない」
「動機が不純で何が悪い! WCIだって正義感で捜査官やってるやつなんか、ほんのひと握りでしょ! それに先生だって私がいなければお陀仏だったじゃん!」
「……確かに、ターのピンチ、救った……」
「ゔっ」


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