勉強三昧の日々だったので私は暗記の本を丸々暗記していた。これ以上暗記をする必要は無いと思った私は、心を落ち着かせる為に会場に着くまで仮眠を取った。
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車掌の声で目が覚め、そこは丁度会場がある駅だった。
これで受かれば、私はまた学校の女王様に__! 私はようやく開放されるのだ!
高校に入学したら、私は早速下僕を作って、苛めの最初のターゲットを決めて、クラスの女王様になって……。ああ、考えただけでワクワクする。
不登校になった分沢山勉強をし、学校の成績も良かったので持ち点も高く、受かる自信しかない。
それでも受からなかったら私は大変な事になるので、念には念を入れて私は受験会場に入るともう一度暗記の本を開いた。
理科社会等の暗記教科だけでなく、数学の公式等もしっかりと覚え直す。最初は国語から始まるので、特に国語の漢字や古文等を覚え直した。
そして国語の試験が始まり、私は試験に挑んだ。
続き楽しみにしています