『そういえば貴方はいらっしゃいませんでしたが…実は屋敷でベルディアが見つかった時、エマさんは能力を使ったのです』
確か彼女の能力は魔力から魔法の特性を読み取るというものだったはず、とセフェリノは脳内で整理する。続けて、とセフェリノが言うとロイダは椅子に腰掛けて続ける。
『その時彼女は魔法の特性を読み取ると共に、吸血鬼の情報も読み取ったのです。結果、莫大な情報量と私を受け入れたことで彼女は倒れてしまったというわけです』
「つまりあの時エマ様が倒れたのは…」
『ええ、彼女の実力不足もありますが…根本的な理由は吸血鬼の情報量を受け入れられなかったことによるものなのです。私が彼女の中に入り込んで、情報を整理し、彼女に馴染んだことで彼女は意識を取り戻したってところです』
ロイダは足を組んで、少し誇らしげに語る。ヴィクターもセフェリノも納得したような表情で頷いた。
「なるほど。それで…君が表に出てきたことには何か理由があるんだろう?何故かってこと、答えられるかい?」
壁にもたれかかったセフェリノが尋ねるとロイダはふふふ、それも気になりますよねぇ、と笑う。ロイダは再び立ち上がって
『貴方達を手伝いに来たのです。彼らから守るためにね』
と意味深長に笑った。
とりあえずちゃんと読んでくださっている方ももしかしたらいるかもしれないので。そして気づいたのが今更でごめんなさい。
今回謝罪したいのはエマが倒れた理由についてです。本当のところは実力不足が見せかけの理由で、情報量でぶっ倒れたのが真の理由です。つまりは>>9の段階で真の理由を出してしまっていたのに>>28で真の理由をはじめて出したかのようになってます…。
行き当たりばったりで書いててこんなことになりました。ごめんなさい。この小説に関しては同じようなミスがまだあるかもしれません…次作以降はこうはならないように対策致しますのでどうか寛大な心で読んでいただけるとありがたいです。
とりあえず今から書きます。しばしお待ちくださいまし。読んでくださる方がいるかは分からないけど…
小説のミスの説明レスとか見たことない…
ほんっとうにごめんなさい。