それが運命だとしても、

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47:AL ◆6.:2020/09/20(日) 09:38

葉っぱで小説描いてたんやな!
何か設定がめっちゃ好き!また読むな!


   ◆/RIeTN.:2020/09/20(日) 19:51 [返信]


   ありがとー!!そうそう、ここで書いてました(笑)
 設定好きだって!?が、頑張る!!

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 しばらく互角の戦いが続いた。ベルディアの攻撃も、セフェリノの攻撃も、双方には当たらない。
 が、その時。ベルディアがふらり、とふらついた。それをセフェリノは見逃さなかった。エマがうまく抑制したのだろう、と察したからだ。先程までの攻撃より魔力を多く込めて、これで決めると言わんばかりに影を浮かばせて、ベルディアの方へとまっすぐ飛ばした。


 ーーーふいに、風の音が聞こえた気がした。
 しかし、ベルディアに攻撃を当てることにすべての精神を注いでいたセフェリノは気にもとめなかった。
 もう少しで影がベルディアに届くというその時。

 ザシュッ、と肉を裂くような、生々しい、嫌な音がした。
 激痛が走った自身の体を見ると、腹部から血が滴っている。
 顔を上げて、意識を失いかけたその時に見えたのはーーー


 にぃっと意地の悪い笑みを浮かべるハインツと、能力を発揮した張本人であろう無表情のレリアと、そんな二人を呆然と見つめているエマとヴィクターの姿だった。


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