あたしは、クラスから孤立するようになった。 弁当を食べる時も独り。登下校も独り。とにかく学校ではいつも独り。 一方で、愛沙と朱音はいつも2人で笑い合って、2人でいる時間を楽しく過ごしている。 2人の笑顔は、あたしと3人でいる時よりずっと、生き生きとしていた。 …あたし、いなくても良いんだ。 そう思うと涙が込み上げてくるけど、上を向いて涙が流れ落ちないようにした。 あたしは、人前で泣くのは大っ嫌いだから。
名前違うけどあたしです!