第2章
「篠原美唯です!美しいの美に唯一の唯とかいて美唯と呼びます!よろしくお願いします!」
パチパチパチ
と、とりあえずこれで大丈夫…だよね?
「自己紹介ありがとう〜!んじゃあ篠原さんあそこの席に座ってください!」
先生が指さした方の席に座る。
私はその方に向かい、椅子を座る。
「はじめまして、篠原さん」
ビクッ
突然、横から透き通った声が聞こえる。
「私の名前は清水花恋(しみず かれん)。清らかな水で清水、花と恋で
花恋と言います。よろしくね」
そう言ってニコッと笑った。
さっきの先生のように、雪のように肌が真っ白で艶がある黒い長髪。タピオカみたいにとても大きいおめめ。
体型もモデルみたいにスラッとしていて胸もまあまあ大きい。指も細くて長い。
おまけに笑った顔が最高に可愛い。
何なのこのクラス…可愛い子しかいないじゃないか。