日向「ふたりともー朝ごはんだよー!」
ありあ「今行くー!」
ヒカリ「はーい!!」
ありあ・ヒカリ「いただきます!」
もぐもぐ
ありあ・ヒカリ「んー!おいしいー!」
日向「ふふっ、ありがと!」
ありあ・ヒカリ「ご馳走様でした!」
日向「じゃあほらふたりとも、そろそろ出なきゃだよ!」
ありあ「あ、やば!いってきまーす!」
ヒカリ「あちょ、ありあ待って!いってきまーす!」
日向「はい、行ってらっしゃい!」
-side日向-
こんな感じで我が家の1日目は始まる。
「今日のミッションは、っと…なるほど。今日は久々に外食だ!」
~本部からのミッション~
3人で外食をし、その写真を送ること。なお、お金は値段がわかり次第、本部に報告し、電子マネーで払えるところにすること。
そう、私たちは大人なしで、中学3年生のみで暮らしている。この世界、アレクネイトは私たちのような学生を支援する取り組みがあり、申請してそれが認められれば、未成年だけでも暮らすことが出来る。そしてその取り組みは毎日ミッションがきて、それを達成すればいいというものだ。なお、生活に必要なお金は本部から支給される仕組みだ。
「みんな学校楽しんでるかなー…」
私は不登校だ。行ったところでなんの得にもならない。
だから、行かない。ただそれだけだ。