「ラインクロス」
僕と君の間には
見えない 境界線があってさ
踏み込んだら壊れてしまいそうで
臆病になるんだ
線引きが甘くなる瞬間
手が届きそうになるのは
僕の自惚れですか?
雨が降って 打たれて
ただそこに立ってる
真っ直ぐに君を見つめた
一つ、聞きたいことがあります。
「どうしたの?そんな真剣な顔して」
らしくないね、と笑う
ふと気がつけば 抱き寄せていた
足元を見たら縛られてしまいそう
なんて、もうそんな臆病じゃない
線なんて消してしまえ