こ、こんなゴミのような物ですが・・・
良いって言って下さってありがとうございます!!
>ゆゆ様。いちご様。
補習。・・・それは私にとっての悪夢。
でも、今だけは違う。
だって、ずっと好きだった君と
二人っきりになれたんだもん。
でも、意識しないように参考書に目を落とす。
だって、バレたくないもん。
・・・うぅ、やっぱり気になる・・・
よし。ここは思いきって話かけよう。
あの。って声をかけようとした時。
ガラッっと教室のドアが開いた。
そこには見たことのない女の子が・・・
えっ?この子は・・・誰?
驚いて君の顔を見ようとする・・・
『よぅ!あ、今日デートだったな!』
そう言って君は教室を出て行った。
・・・。か、の、女さん、居たん、だ・・・
ごめんなさい。
私なんかが、君の事を好きになってごめんなさい。
私以外、誰も居なくなった教室の中、
オレンジに輝く太陽に照され、
私は涙を流す。
ごめんね・・・ごめんね・・・
口に出して呟く・・・
君ヲ好きにナッテゴメンネ・・・
今の私には、それしか出来ないから・・・
吹奏楽部の音楽だけが、
私の心に深く、そして優しく流れた・・・
ゴメンネ