【詩で応募します】
冬の街は凍りつくように寒かった
だけど午後七時の繁華街は
人々の笑顔が溢れ
笑い声が響く
膝を抱えて下を向く一人の少女は
そんな道行く人を眺めては
そんな人の同情の視線を受けながら
そこに少女は佇んだ
帰る場所なんてない。
家へなんか帰ってやるもんか。
涙を浮かべて地面を睨んだその時
『大丈夫だよ』
優しいその男の人の笑顔
それが少女にとって
初めてで最高のクリスマスプレゼントだった
>>5凄く良いやん