雨が降ってきた
おかしい
だって
誰も傘をさしてない
ああ、そうか
雨が降っているのは
僕の心だ
辛くて苦しくて
そんなとき
僕は静脈に触れる
僅かに動く静脈は
僕が生きていることの証
生きていることなんて
辛いだけ
そう思うけど
何故か脈打っているのが
安心するんだ
感情を抑え込んで
いつも笑っていたあの頃
友達は多かったけど
僕の心はボロボロだった
でも
本音を漏らした今だって
苦しいことにはかわりない
友達はいなくなった
毎日暴言の雨を浴びた
本音は隠すべきなのか
僕には分からない
どっちにしろ
僕の心は傷付いていて
僕の心に雨は降りっぱなし
今日も静脈を触る
傷だらけのそれは
今日も静かに動いていた
>>2 もうちょっと長い文でお願いします 短くてもインパクトのある詩ですごいです!
>>3 最後の三行が特に印象に残りました!「それ」と表現するのもかっこいいですね!
>>4 火葬は亡命してから24時間は待たなきゃいけないと聞きましたが、(息を吹き返すかもしれないから)
それでもまだ心は生きているんですね!新感覚のポエム
>>5 最後の一文にいろんな感情が詰め込まれていて、心にグッときました!
>>6 「最後に一つだけ」相手の幸せを願う文で、印象に残りました!
>>7 下の3行がカッコイイです!終わり方も、「きっと明日は」で終わっているのもいいですね!
今のところ、>>3か、>>7ですね!