15年の時間が終わって16年目が始まる時に僕達は何を思うんだろうか
「いつかはこの時がくるとわかっていたけれど」
少しだけ開いた君の口から嗚咽が漏れる
振り返って見渡した体育館は何故か静かなもので
少しだけ自分に嘘を吐き涙を隠した
僕達は今あのゴンドラに乗って本当のさよならじゃないさよならをするのだ
またここで会いましょうと笑った
青と春の風にもう二度とこない15年を乗せて
この昔話はここで終わりだ
続きも知らないまま
鍵をかけてゆく
もう戻らないように
最後に僕等は星を眺めた
海にローズマリーが咲いている
こんな淡いこの時を
どうか忘れないでいたい
>>172-173さん
表現の仕方が上手いなぁ、好きだな、って思います…!
少し悲しくて、でも前向きで、その気持ちをかくのが上手いと思いました。
書き込みありがとうございます!!