君に好きって、僕は何度言ったかな。
君に好きって、僕は何度言えたかな。
最終便。君は僕を置いて、遠くに消えた。
後悔なんて存在しなかった。
君の姿をじっと見つめて。
何か思っていた?
ううん、何も思っていなかった。
君の部屋で見つけた日記。
書き綴られた僕への言葉。
全部、全部、全部。
僕のせいで泣いて、痛んで、苦しんでいた。
僕は君に、何を与えた?
僕は君に、何を与えられた?
好きって言葉すら、言ってなかったね。
大好きな君に届きますように。
「好きだよ、大好きだ」