思い上がっては駄目。浮かれるな私。
深夜のディスプレイの映す文字。
気まぐれな君の事だけど、期待してしまう。
この言葉は私の欲しい言葉じゃないかもしれない。
私は特別じゃない。言い聞かせて息を吐き出す。
答える義務はない。
第一深夜だ。寝ていた事にしてもいい。
そんな建前を捨てて返事を打ったけど、
なかなか押せない送信のボタン。
からかわれているのかもしれない。
本気じゃないかもしれない。
好きだから疑う気持ちがポロポロ溢れて。
こんなに苦しい気持ちになるならいっそ
永遠、鼓動よ止まってしまえ。
明日なんか来なくていい。
明日どんな顔して会えばいいの?
最低。大っ嫌い。
________通知が一件あります
差出人 -----------
好き。
_____________
これは、昨日の届いたLINEが元になっていて、
会いたくなかったので、今日は学校仮病で
休んじゃいました。真意がわからなくて辛いです。
説明まで、ありがとう
実は私も 今日は学校休んだの
好きな男の子といろいろあって
辛いわよね‥ おじいさんは無理してでも行けって言われたけれど
どうしても嫌だったから休んだの
でもきっと お相手の男の子は舞華様のことを本気で好きって思ってくれてると
思う
一度お相手の男の子とお話してみたらどうかしら?
きっと真意がわかると思う、
話してみなくちゃ 舞華様はそこから動く事は出来ないわ
偉そうにごめんなさい、不快に思ったら言ってね
私も頑張るわ お互い頑張りましょう
あっ 書いてくれてありがとうね!