教室の横を通るたび分かるあなたの足音。 ついそちらを向いてしまい、あなたを確認してしまう。 あなたの前に進む瞳はとてもまっすぐで 笑うたびに覗くその八重歯は無邪気な笑顔のあなたを表していて 「好き」と言ったらもう笑い合えない気がして 自分の気持ちを押し殺して閉ざしてしまう 私は結局臆病者だ。
「あなたの前に」のとこの『あなたの』っていらんな