>>875
どちらかというと一方的な決めつけで、意味をとらえているように感じます。
大岡信などは国語教育のいけないところについて
自著でなんどか指摘していました。
例えば、とある詩の一行で、表面的に意味を受け取ると、これはAという意味である
と解することができるとします。
しかし、詩は単純なものほどむしろ複雑な性質を持っており、Aだと思っていたのが
Bという捉え方も出来、さらに突き詰めればCという考えもできるわけです。
つまり、詩というものは、人によっての捉え方が様々であり
特にこれという正解は数学のようにないわけです。
しかし、多くの教育機関は、Aという意味だという特に根拠のない憶測を
これが作者の言いたかったことだから正解なのだと一方的に決めつけて
平気で教科書に載せます。
もし、Aという正解が絶対であるならば、先ほどのフランス語の翻訳のように
訳者による訳し方のちがいがでることはありえないのです。
これを生徒たちの自由な発想をさまたげる要因になると御大は述べていました。
言葉というものはあいまいなものを定義するのに便利ではありますが
完全に意味を伝えることができているかといえば、そうとはいえません。
ましてや言葉で構成される詩なら作者が意図せずに書いた神の一行というものも多く存在し、
むしろ神の一行ばかりを記した詩人が後世にうたいつがれるほどの作品を残してきたのです。
それの意味を特定するのは、とても困難なことなのです。
ひとつの答えじゃなく 、 複数の答えですか!
詩に答えなど無いのかもしれませんね笑
自分が思ったものがやっぱり1番でどう解釈しようと自分次第とわけですね ..
とっても奥が深いです 。
そう考えると詩は学校のテストなどに出すことはあまり向いてないですね
授業などで 自分はこう思う などの発表で使われそうですね 、
自分の思ってることを言葉で説明するのは案外難しいですし
勉強になりと思いますけどね (´ー`)