またわたしは仮面をかぶる。 泣きそうなのも辛いのも全部隠して、笑顔の為に。 彼女らと過ごした日々はわたしにとっては宝物だが、彼女らは覚えていない。 わたしだけが、仮面の力によって一巡するこの世界では、わたしの正体に気付く者はいない。 だけどもわたしは、何度でも繰り返す。 笑顔を見る為なら、何度でも。 泣きたくたって、泣かない。 ありがとうと、笑顔でそういうだけで十分だ。
>>4好き