哀愁列車
惚れて 惚れて
惚れていながら行く俺に
旅をせかせるベルの音
つらいホームに来は来たが
未練心につまずいて
落とす涙の哀愁列車
燃えて 燃えて
燃えてすごした湯の宿に
うしろ髪ひく灯(ひ)がひとつ
今宵逢瀬を待ちわびる
君の幸せ祈りつつ
旅にのがれる哀愁列車
泣いて 泣いて
泣いているのを知らぬげに
窓は二人を遠くする
こらえきれずに見返れば
すがるせつない瞳(め)のような
星がとぶとぶ哀愁列車
おお!>>72様
ありがとうございます…!
私では取り入れられない言葉が
沢山!とても勉強になります。
書いてくださりありがとうございます!