ガラスで隔たれていた世界が、少しづつ開放されていく。 車内を飾っていたBGMは、夜の街に、空に、ゆっくりと溶けていく。 私の頬を夜風が優しく撫でる。 隣の彼は、いつの間にかBGMを口ずさむことをやめていた。
>>178 車の窓を開けたら予想外に涼しくて気持ちよかったのでなんとなく思いついて覚えてたもの