昔々のお話です。この国の王は代々、六つの力を神に授けられてきました。六つの力とは、火、水、風、光、闇、気のことでした。王は神とその六つの力を国のため、国民のために使うことを約束していました。しかし、その代の王は違いました。六つの力を自分のために使い、悪用しました。その国は荒れ果ててしまったのです。これに怒った神は、その王を殺.してしまいました。そして新たに、六つの力をそれぞれ一つずつ持った王を六人誕生させました。そして、七つの塔を建てたのです。火の塔、水の塔、風の塔、光の塔、闇の塔、気の塔、そして全てを束ねる幸せの塔。こうして国は長い間、この六つの力に守られ成長してきました。その塔は今でも国を見守ってくれているのです。そして、この国を救ってくれた神と王のいる塔のなかには絶対に入ってはいけないのです…。
創作ネタまとめ
・動物×宝石×死体の錬成のあれ(>>35)
・六つの力の王あれ(>>41)
・太陽系戦争(>>42-43)
・がらくたが意思を持ち始める話
・付喪神の話
・運命の書と童話の話
・廃病院の色々()