2話目続き
授業めんどくさいなぁーと思っていると、
「今日は10年前に見つかった2人の運命の少女についてかかれた本のことです。」
先生がそういった。何だか胸騒ぎがして、横を見ると、アイナさんも、動揺していた。視線に気づいたらしく、微笑みかけてくれたが、ぎこちない笑みだった。
「資料を配ります。」
先生の声がして、前を見ると、
「運命の少女」と書かれた、資料が配られた。
〜資料の内容〜
今から600年前、一度、黒の国が人間界を支配しようと、魔法界と人間界の入り口を開きました。
魔法界で銀の国の光の魔女が閉ざしました。しかし光の魔女は言いました。
「610年後もう一度世界の危機が訪れる。世界を救うには2人の運命の少女の力がいる。1人は、私の家系に産まれる大いなる光と闇の娘。少女の決断により世界の命運が決まるだろう。もう一人は人間界に生まれし、光の巫女。歌により全てを破壊し、歌により全てを救う力を持つ....」
そう言って息が絶えました。
〜資料終わり〜
♪キーンコーンカーンコーンキーンコーンカーンコーン〜♪
「これで授業を終わります。次は音楽です。準備をしたら、すぐに移動してください。」
「アイナさん顔色悪いけど大丈夫?」そう聞くと、
「大丈夫。移動しましょ。カリンさんも。」
あたしと、カリンと、アイナさんで、移動しながら、
「アイナさん何処に住んでいるの?」と聞くと、
「私は銀の国のレイピア通りのお屋敷に住んでいるの。今日遊びにおいで。カリンちゃんも昨日男の子達も。」
「え〜いいのよアイナさんあんなやつ。うるさいし。」
「かわいそうよぉ。チトセくん達。」
「だってめんどくさいし。ウザイし」「フウカちゃ〜ん。ひどいわよぉ。」
「いいんだよ。あんな影薄王子。」
「賑やかな方が、楽しいわよ。それと、私のことはアイナって呼んで。」
「わかった。あたしもフウカって呼んで。」
「私もカリンでいいわぁ。」
しゃべっている間に音楽室に着いた。
2時間目
「今日は歌のテストをします。アイナさんは転校初日なのでどうしますか?」
「私、やります。」
「そう。では、皆さんの歌ったあとにお願いします。では、初めます。アリサさん。」
20分後
「フウカさん。」「はい。見つめ会おう〜語り合おう〜君と共にこころつないで〜〜」「よろしい。ちゃんと歌えてました。では次。」
15分後
「アイナさん。」
「はい。見つめ会おう〜語り合おう〜君と共に心繋いで〜」
アイナは昨日の歌声でとてもきれいに歌っていた。
また失敗した〜そう言えば皆は何年生?私小6
すみません。どちら様ですか?
前に来てたら本当にすみません!
>>660
彩?学校忙しいんだろうね。中1だし。
>>659
私は小学5年だよ!