『君と言う名の愛を捧ぐ……』続き。
「ルーシィ!」
ギルドで、ナツはルーシィを見つけるなりルーシィの方へかけていった。
ナツとルーシィは付き合っている。
前からナツはルーシィにベッタリだったが、
付き合ってからはもっとベッタリだ。
そんな二人を見ているとあたしはーーー
嫉妬の渦が奥底から沸き上がってくる。
「おはよ!ナツ!」
「おう!あのさー!」
「うん?」
「仕事行こーぜ?もう決めてあるんだ」
「えー?うん。わかった!何にしたのー?」
あっダメッ!!
あの二人が二人っきりで行くなんて……
許せない……
ナツとルーシィは、最近二人っきりで仕事に行くのが多くなった。
あたしのモノーーー
ナツはーーーあたしのモノなのよ
「ねぇ!その仕事、あたしも一緒にいっていい?」
「えぇ……」
「いいんじゃない?ずっと二人っきりで、みんなと行ってなかったしね」
「……わかった」
「で、どんな仕事?」
「えーと、、、『家の近くによくバルカンが出てくるので、追い払ってください。報酬は35000ジュエル』だってー!バルカンかぁ」
「面白そうだろ!ほら!行こうぜルーシィ、リサーナ」
「うん!」
ふふふ…………一緒に行く作戦は大成功。
あとは…………ね…………分かるでしょ?
「おねがいだから……間違ったことはしないでね……?リサーナ……」
ギルドの中で、誰かが呟いた気がしたーーー
続く
今回短いね。次は長くしたい。