>>6
>>7 解説ー
常磐は、自殺しに、屋上へ。
靴を脱ぎ揃えて、遺書も置いて、
いざ、死のう。
だけど、「怖いな」
《カッターの傷》は、いじめられてたことを誰にも言えず、
溜まったストレスが原因のリスカの痕。
屋上に立ってる常磐を見て、慌ててやってきた彼氏は
平然と死にに来たと言う常磐に、
言葉をつまらせる。
やっと出た声で、何でと言う彼。
常磐は、今まで溜め込んできた怒りや憎しみを
吐き出す。
ターゲット
実は、彼は、[助けたら次はお前が標的だ]
と脅されていた。
が、それを知っていた常磐。
それでも、助けてもらいたかった。彼女だから。
「疲れちゃった」
そう言って落ちる常磐。
彼は手を伸ばすが虚しく空を切る。
何があったって、常磐はやっぱり彼を愛していた。
今世ではこういう結末を迎えたから。
「Wait to meet you in the afterlife」
せめて来世でまた会いたいと思う気持ちを込めて。