◆ハイキュー!◆
「お疲れ!はい、タオル」
「ありがとー、谷地さん。」
私、こと谷地仁花は日向にタオルを渡していた。
……突然だが、私は日向が好きだ。
日向のおかげで私自身、強くなれた気がするし、日向は強い。
だからこそ、こうしてアピールをしている。
……が。最近、日向の様子がおかしい。
影山くんの方をちらちらと見て、目が合うと顔を赤くしてすたすたと逃げる。
「……おかしい」
これは、明らかにおかしい。
そう思いながら、マネージャーの仕事を黙々とするのであった。