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ある日、殺せんせーが、
死んでいた。
中村莉桜side
ある朝。
「やったーっ!一番乗りぃ!」
校舎の玄関口をこえると。
黄色い影が見えた。
「殺せんせーぇ?」
……反応なしっ、かぁ。
感じ悪〜ぅ、って思ったけど、なんかよほどのコトでもあったのかあ?
気になって、ろーかを走ってったら、
「ウッ…ゴハァ……ウグ」
?
殺…センセ?
なに、さっきのうめき声ー…
「ちょっと!先生!…!」
死ん…でるのー…?